発達グレーな娘と難聴パパの成長日記

3歳娘の成長記録&難聴パパの育児奮闘記。

【暮らしの工夫】聞こえづらさを抱えて社会に出た僕の話|気づきのその後

f:id:hu-papasan26:20251103161135p:image

こんにちは、ふうパパです👋

前回は「耳のサインに気づくチェックリスト」を紹介しました👂
今回はその続きとして、“気づいたあと”のお話をします。

これは、僕自身が耳の違和感と向き合ってきた経験をもとに書きました。
誰かの“初めの一歩”になればいい──
そんな想いでまとめています。

チェックリストでひとつでも当てはまった方に、
ぜひ読んでもらいたい内容です。

 

前回の記事↓

 

www.fuupapa.com

 

——

🎧 耳の違和感を抱えたまま社会人に

耳に違和感があるのを感じながらも、
特に病院には行かず、そのまま社会人になりました。

最初は「なんとかなる」と思っていました。
でも、働き始めてすぐに壁にぶつかります。

——

🗣 会議の声が聞こえない

仕事では会議が多く、上司や同僚の話が
ぼんやりとしか聞こえませんでした。

「え?」と聞き返すことが増えるうちに、
だんだん周りの目が気になってきて、
発言することさえ怖くなりました。

そして、
会議の議事録を取ることもできず、
上司から「ちゃんと聞いてた?」と叱られることもありました。

自分では一生懸命聞いていたつもりなのに、
「聞こえていなかった」という現実を突きつけられる。
それが一番つらかったです。

——

☎️ 電話が恐怖だった

取引先との電話のやり取りも、
相手の声がこもってしまい、内容を理解できません。

ただでさえ新入社員で緊張しているのに、
会話が聞こえないことで、さらに不安が重なりました。

電話が鳴るたびに心臓がドキッとして、
受話器を取るのが怖くなる。
そんな日が続きました。

——

💭 不安が積み重なって

次第に、会議や打ち合わせの時間が
“憂うつ”や“恐怖”に変わっていきました。

誰にも相談できないまま、
「聞こえない自分」を責めてばかりの日々。

そして僕は、入社から1年で会社を辞めました。

——

🌿 今思うこと

あのときの僕は、
“耳が不自由なことを自覚しながらも、向き合い方を知らなかった”んだと思います。

でも今は、あの経験があるからこそ、
こうして言葉にできる。

耳の違和感を抱えていても、
それは「終わり」じゃなくて「気づきの始まり」。

あの頃の自分にも、
そして今“同じように悩んでいる誰か”にも、
この言葉を届けたいと思います。

——

📘僕の体験談はこちらにまとめています(note)

詳しい経緯や、補聴器のこと、
聞こえ方の違いについては note に書いています👇

聞こえに悩んだ僕の体験談

note.com

🔗 X(旧Twitter)はこちら
🔗 Instagramはこちら

 

🌸 最後まで読んでいただきありがとうございます

これからも「暮らしの工夫」シリーズで、
日常の小さな気づきを発信していきます🌿

⬇️ こちらを1日1回ポチッと応援していただけると励みになります😊